お団子は水で作る?お湯で作る?
こんにちは。
先日「ごはん展」に行って、いつも「ゆめぴりか」を食べているのを次は「あやひめ」にしようか迷っているtamamiです。
今日は、白玉粉と上新粉の違いについてお話ししたいと思います。
十五夜にでもお話しできたら良かったんですけどね。笑
では、早速ですが、
「お団子を作るとき、水とお湯どちらを使うのが正しいと思いますか?」
正解は・・・
「どちらも正しいです◎」
というのも、使う米粉によって使い分けをするからです。
実は米粉にも種類があって、大きく分けて代表的なのが「白玉粉」と「上新粉」!
みなさんは、違いをはっきり知っていますか??
※うるち米はご飯として食べている精白米のこと。
そして、白玉粉の場合は「水」を
上新粉の場合は「お湯」を使ってこねていきます。
では、なぜ使い分けるのでしょうか?
それは、製造方法に違いがあるからです。
白玉粉は
もち米を洗い、水に浸し吸水させた後に水を加えながら挽き、沈殿したものを乾燥させて作っています。そのため、固まった状態になっているため、使用時にはよくつぶして用います。吸水性が高いため、水を用います。もし、お湯を使ってしまうと、塊の状態のため、表面だけがやわらかくなってしまい、中心部までしみ通らず、生粉が残ってしまいます。
やわらかさと粘りがあって、舌触りも良く、冷えても固くならないのが特徴です。
白玉団子、大福、うぐいすもち、求肥などに向いています。
上新粉は
うるち米を精米して、水洗いして乾燥させて粉砕して作っています。他の粉類と比較して、粒子が大きく吸水性が低いため、お湯を用いてこねます。また、グルテンを含んでいないため水を加えてこねても粘りが出にくいため、お湯を加えて一部を糊化させて粘りを出しています。
米の風味が残っており、強いコシと弾力があるのが特徴です。
かしわ餅、よもぎもち、みたらし団子などに向いています。
知っていましたか?
いつも私は、なにも考えずに袋の裏を見て作っていました。笑
これでみなさんも完璧ですね!
他にも餅粉や道明寺粉など製造方法や粒子の粗さなどでも名前が変わってくるので食べ比べしてみるのも面白そうですね。
私はこの記事を打っていて、白玉粉と上新粉の温度による違いやテクスチャーがどれほど違うのか、甘さに違いはあるのかなど興味が出てきたので、今度試してみたいと思います。
それでは、おやすみなさい。